Thursday, May 1, 2014

流暢な英語より、伝わる英語を目指そう

日本人とアメリカ人の連れで居酒屋行った帰りの話です。日本人の一人がかなり流暢に話してたように思ったので、「彼の英語はうまかったね」と話してみました。

しかし、アメリカ人のお友達の回答が意外な内容でした。彼女によると「語彙は豊富だというのはすごい分かったけど、早口過ぎるし、話の内容が整理されていないので、何を言っているのかほとんど分からなかった」と爆笑していました。個人的には、英語試験のスコアも高いようだし、アメリカ人のように話しているように感じたので、驚きました。

彼女によると私の英語は、「話すスピードはかなりゆっくりしてて、語彙が少なくて、文法間違いもよくあるけど、流暢な彼より話が整理されていて、言いたいことは分かる」とほめているのか貶されているのか分からないようなコメントをもらいました。ただし、流暢に話すより伝わる英語を目指しているので狙っている通りではあります。

この教訓を自分なりに考えていましたが、言語はお互いの考えを共有するための道具であり、一方通行ではいけないのだということです。うまく話しているようでも、相手に伝わっていなければ意味がありません。

私が相手にちゃんと伝わるために私が日頃意識していることは以下です。

  • 語彙
    • 基本的な語彙を使う(難しい言葉は使いこなせないので、簡単な言葉に置き換えて話す)
  • 話し方
    • ロジック
      • コンテキストを先に明示する
      • 結論を先に話し、さらに具体例を挙げたり、理由をのべたりする
    • 話の構造
      • 長い話を短い話に分けて順番に話す
    • スピード
      • ゆっくり話す、早口にならない
    • 声の大きさ
      • 相手が聞き取りやすい声の大きさで話す
  • 態度
    • 自信を持って話す

言語能力が未だに稚拙だという意識は自分でもありますが、1対1で話する分には、そんなに困りません。ちゃんと伝わっていることは確認できたので、今後は語彙を増やすこと、相手の質問に即応できるスピードを鍛えたいと思います。

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