Wednesday, January 22, 2014

同じ解雇でも fire と layoff は意味が違う

先日、飲み会の2次会でアメリカ人と日本人で、主に仕事の話をしていて、話題の1つとして、fire と layoff の話になりました。これは日本語に訳すと両方とも「解雇」ですが、両者は解雇の理由が異なります。

fire は、従業員側に問題があり、解雇される場合の解雇を言うそうです。勤務態度が悪い、能力が低い、問題を起こしたなどなど。fire された場合は、失業手当(unemployment benefit)や退職金(Severance)がもらえないそうです。

layoff は、会社の財政難により、従業員を雇用できなくなった場合の解雇を言うそうです。
例えば、以下のような場合です。

  • 業績が悪くなり株主から人件費カットを要求されて、従業員を○○%解雇する。
  • 業務が時代似合わなくなり、採算が取れなくなった部門をなくし、従業員を解雇する。
layoff された場合は、失業手当(unemployment benefit)や退職金(Severance)はもらえるそうです。

私自身、この辺の違いをちゃんと理解せずに、解雇をlayoffと呼んでいましたが、非常に勉強になりました。ちなみにネットで調べていると、fireやlayoffは口語的でdismissの方が少し高級な印象があるそうです。

ということで、今回は言葉の定義の話でしたが、また今度は日米欧の雇用に対する考え方の違いなどにも触れてみようと思います。

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