で、今日、こんな大きいカニ 食べたんだよーみたいな話を職場の人としてたら、ユダヤ教の方から「君が良かったんならそれはうれしいことだけど、僕はKasherで禁じられているから、これを美味しそうだねとはいえない」みたいなことを言われて、最初は意味がわからずきょとんとしてしまいました。
教えてもらったところによると、ユダヤ法で清い動物と不浄な動物という概念があり、エビとかカニといった甲殻類は不浄なので、食べられないそうです。これは旧約聖書に書かれていることだそうです。
イスラム教とかヒンズー教でも似たような教義がありますが、日本人の慣習としては、清い動物・不浄な動物が明確に定義されていることがなく、最初は戸惑いましたが。例えば、日本人が中国に行って、屋台に昆虫が食べ物として売っていることに嫌悪感を感じたりすることもあるでしょうし、程度の差こそあれ、どこの文化にも似た概念があるのでしょう。
日本にいれば意識することはうすいですが、外国に行くと、ベジタリアンの人とか、特定の宗教の方と食事する機会があれば、こういう点は注意しないと相手に不快な思いをさせてしまうかもしれないので要注意だと思いました。
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