全米各地にいる受講生と講師がリモートから参加
まず、特定の教室で開催する形式ではなく、受講生と講師が全米各地にいてインスタントメッセンジャー(GoToMeeting)を活用して受講する形式です。日本では、特に都心の場合、どこかの企業の会議室が教室になっているケースが多いですが、やはりアメリカとなると物理的に通えない人が多いらしく、こういうリモートでやるタイプのトレーニングが多いようです。
受講生が演習環境の整備された仮想サーバにアクセスして演習
リモートでどうやって講義や演習をやるかというと以下の通りです。
- 教材は事前に配布しておきます。
- 講師と受講生は GoToMeeting というソフトウェアを通してリモートで会話できるようにします。チャットにも対応しているので、口頭では聞き取りずらい説明も文字で伝えます。
- 演習で使うPCは、ReadyTech という企業が提供しているサービスを利用しました。
- 具体的には受講生が各自ReadyTech の用意した仮想サーバ(Windows Server)にリモートデスクトップでアクセスします。
- 仮想サーバには演習に必要な環境が一通りそろっています。
- 講師からのデモはこの環境で行います。
- 講師側からは受講生の画面が見える状態になっています。
- さらに、受講生が詰まった場合には講師が受講生のサーバのコントロールを奪って操作方法を実演することもできたようでした。
いわゆる Coursera のような教材がオンラインで提供される自習スタイルのオンライン学習はよく見ますが、講師付きで講義・演習教材をオンラインでやる機会はあまりなかったので、なかなかよくできているなと感心しました。
全米各地から初級編へ26人が参加、上級編へ4人が参加、やっぱ質疑は活発
最初の講義の日に簡単な自己紹介がありましたが、講師は東海岸の人、西海岸在住の人もいましたが、アメリカの内陸の人もけっこー参加していました。
初級編で26人くらいリモートで参加していました。この任数はちょっと大杉な感じですが、演習は基本的に手順書に沿って操作をなぞるだけなので、あまり問題にはならないようです。
日本のトレーニングとの違いは質疑が活発だということ、日本だと質問する人が少ないですが、アメリカは分からなかったらとにかく聞きまくるので、積極的に質問します。時には受講生同士で意見交換したり、アドバイスが飛んだりしていました。アメリカっぽいですな。
以上、アメリカでのオンライントレーニング受講体験記でした。オール英語でやや疲れました^^;
No comments:
Post a Comment