Sunday, October 27, 2013

アメリカで聞いた英語: boilerplate = 決まり文句、常用文

先日、大家さんと契約書の読み合わせをしている時に、少なくとも私にとっては何の脈絡もなく唐突に大家さんが「boilerplate(ボイラープレート; ボイラーについている注意書き)」だと言いました。

私はまだヒアリング力がそれほど高くないのと、こちらが予期しているコンテキストに外れる単語を言われると途端に聞き取れなくなるので、意味がわからず、「なんで今boilerplateの話をしたんですか?」と素直に聞いてみました。

大家さん「いや、契約書長いでしょ。でも、全部、よくある契約書の内容で、決まりきった文句を並べているだけで、驚くような内容じゃないよって言ったんだよ。」

大家さんの奥さん「boilerplateとか、そういう言い方したらヨウヘイには分からないでしょ。」

大家さん「ああ、そうか。boilerplateって、boiler、つまりお湯を沸かす機器に貼り付けてある板のことだけど、決まり文句とかそういう意味なんだよ。」

ほー、なるほど、と思ってぐぐってみました。


法律では標準的と考えられる契約の一部をboilerplate languageと呼ぶのだそうです。

In contractual law, the term "boilerplate language" describes the parts of a contract that are considered standard.

私の馴染みのある分野でも使われるそうです。いろんな場所に挿入しなくちゃいけないようなコードをboilerplateと呼ぶそうです。

In computer programming, boilerplate is the sections of code that have to be included in many places with little or no alteration.

勉強になりました。

2 comments:

  1. プログラミング関係でも、とくにHaskell界隈でボイラープレートという言葉がよく使われますね。使われ方としては、意味がちょっと違うだけで同じように書かれるプログラムコード、という感じですね。

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    1. 初コメントありがとうございます。アキラさんと同じ回答をStackoverflowでも見つけました^^ http://stackoverflow.com/questions/3992199/what-is-boilerplate-code

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